2009.01.28
夕刊フジに、インプラントのトップランナーと紹介されました。(クリック)
低侵襲無痛インプラント手術を念頭にオペを行っています。
加えて、10年間補綴(被せ物)後インプラント生存率99.9%
・今日は、水曜日インプラント手術の日。本日オぺ2人。
インプラントオペ1人目は,上顎左側4567番欠損の患者さんです。この患者さんは,10ヶ月前に,骨高さが約2~3mmだった上顎右側567番部にソケットリフト&サイナスリフト同時インプラント埋入+4番は通常埋入を行い,今は固定式仮歯になっています。本日は,上顎左側に同様のオペでした。つまり,4番は骨高さ8~10mmあるので何ら問題なく終了でしたが,567番は,骨高さは,1.5~3mm前後で超シビアな残存骨量です。
・この方法が一番外科的侵襲が少なくて済みます。この患者さんも上顎洞底までの距離が0~2mmでしたので,大学病院なら1回目の手術は腸骨移植のみが最初でしょう。開業医では,運良くてサイナスリフト自家骨+代用骨移植だけでしょう。超運が良ければサイナスリフト同時埋入でしょうか。
・私の方法は,歯肉を切る量・剥離する量・骨を削る量が少ない=出血が少ない=腫れ難い=痛みも少ない方法です。再度繰り返しますが,結果が同じだったら,皆さんはどれを選びますか
09.01.28.インプラントオペ

低侵襲無痛インプラント手術を念頭にオペを行っています。
加えて、10年間補綴(被せ物)後インプラント生存率99.9%

・今日は、水曜日インプラント手術の日。本日オぺ2人。
インプラントオペ1人目は,上顎左側4567番欠損の患者さんです。この患者さんは,10ヶ月前に,骨高さが約2~3mmだった上顎右側567番部にソケットリフト&サイナスリフト同時インプラント埋入+4番は通常埋入を行い,今は固定式仮歯になっています。本日は,上顎左側に同様のオペでした。つまり,4番は骨高さ8~10mmあるので何ら問題なく終了でしたが,567番は,骨高さは,1.5~3mm前後で超シビアな残存骨量です。
・アプローチとしては①側壁からのサイナスリフト(自家骨使用:腸骨~下顎枝~オトガイ部),②側壁からのサイナスリフト(人工骨使用)③ソケットリフト(歯槽頂からのサイナスリフト;人工骨使用)を説明していますが,今まで100%の患者さんが③のソケットリフトを選択されています。当たり前です。①②に比べ外科的侵襲が桁はずれに低いからです。この患者さんもそうです。ソケットリフトができなかったら②の側壁からのサイナスリフト(人工骨使用)に移行すればいいだけです。
・と言うわけでこの患者さんも骨が数mmですが,前回同様,③改良型オステオトームで歯槽頂からアクセスし骨補填材を挿入し,ソケットサイナスエレベーション同時インプラント埋入を行いました。こういうシビアなケースは,オステオトームで歯槽骨を挙上する際に毎回何回となくブローテストを試みながら行います。これは上顎洞粘膜(シュナイダー膜)が破れていないかどうかを確認するテストです。このようなシビアなケースでも上手く手術すれば粘膜の穿孔をしないで上顎洞粘膜(シュナイダー膜)を挙上することができます。非常に繊細で難しいテクニックです。
・大学病院関係者はほとんど行っていません。と言うより否定的です。大学病院ではオペを行うのが外科医なので,大きい手術を行うことのが上手い・正とし,大きく開かないで手術することは下手・悪と考えます。私に行っている③ソケットリフトの成功率は,側壁からのサイナスリフトと同じ成功率です。加えて外科的侵襲が桁違いに少ない方法です。この患者さんが大学病院に打診したら,まず間違いなく,腸骨(腰骨)移植6ヶ月後にインプラント埋入です。
・皆さんは自分が同じ立場だったらどの方法を選びますか
私の所では患者さんに一応3種の方法をご説明してから手術を決定しますが,今まで100%,③の方法を選択しています。当たり前です。歯肉を切る量・剥離する量・骨を削る量が少ない=出血が少ない=腫れ難い=痛みも少ないのは当然です。誰しもが,結果が同じなら外科的侵襲が少ない方を選ぶに決まっています。患者さんは,平然として次回のアポイントを取ってお帰りになって行きました。デンタルレントゲン及び歯科用CTを撮影して終了としました。


・・・・・・・・・Sインプラント使用。
インプラントオペ2人目は,この患者さんも1例目と同じようなケースの患者さん。左右が逆ですが,1年前に上顎洞底までの高さが2mm位の左側456番にソケットリフト同時インプラント埋入を行い3ヶ月前に仮歯が入った中国の広東から来られている日本人の患者さんです。左側が噛めるようになったので今回は右側567番です。これまた,骨が0~2mmです。0mmとは,6番の抜歯窩の口蓋根部の骨がなかったからです。加えて歯肉を剥離したら既にシュナイダー膜が一部破れていました。





インプラントオペ2人目は,この患者さんも1例目と同じようなケースの患者さん。左右が逆ですが,1年前に上顎洞底までの高さが2mm位の左側456番にソケットリフト同時インプラント埋入を行い3ヶ月前に仮歯が入った中国の広東から来られている日本人の患者さんです。左側が噛めるようになったので今回は右側567番です。これまた,骨が0~2mmです。0mmとは,6番の抜歯窩の口蓋根部の骨がなかったからです。加えて歯肉を剥離したら既にシュナイダー膜が一部破れていました。
・何と厳しいケースでしょう。まあ~私のインプラントセンターには,そういうどこからも見放された=腸骨移植を宣告された患者さんがたくさんいますので,そんなに珍しいことではありません。5番7番は1例目と同じように歯槽頂から改良型オステオトームでアクセスしてソケットリフト同時インプラント埋入を行いました。6番は咬合の関係上,歯槽頂ではなく,頬側にインプラントを振ることが可能でしたので,1mm前後しかない骨にテーパー型インプラントを骨補填材移植同時インプラント埋入(傾斜埋入)を行いました。
・この方法が一番外科的侵襲が少なくて済みます。この患者さんも上顎洞底までの距離が0~2mmでしたので,大学病院なら1回目の手術は腸骨移植のみが最初でしょう。開業医では,運良くてサイナスリフト自家骨+代用骨移植だけでしょう。超運が良ければサイナスリフト同時埋入でしょうか。
・私の方法は,歯肉を切る量・剥離する量・骨を削る量が少ない=出血が少ない=腫れ難い=痛みも少ない方法です。再度繰り返しますが,結果が同じだったら,皆さんはどれを選びますか

誰しもが,結果が同じなら外科的侵襲が少ない方を選ぶに決まっています。これまた,患者さんは,平然として次回のアポイントを取ってお帰りになって行きました。術後に3DCTレントゲン撮影して埋入位置を確認して終了。


・・・・・・・・・Sインプラント使用。
※骨が少なかったら是非当インプラントセンターでオペを行うことをお考え下さい。無痛インプラント手術を提供致します。
●●歯科医師の方へ・・・インプラントオペ見学のご案内●●
平成19年7月3日から新しいオフィスに移転しました

・・・東京駅八重洲北口出口徒歩1分の所です。旧診療室から徒歩2~3分です。・・・
~~~つくづく思います
私は運がいい人間だってネ
~~~
桜咲く・・・

















インプラントなら、信頼と実績の 日本橋インプラントセンター.jpへ。
または、日本橋インプラントセンター.netへ。・・・ハレルヤ




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