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インプラント患者さん増加のため

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Minimally Invasive Implant Surgery

　　　最小侵襲インプラント手術　　を念頭にオペを行っています。



今日は、金曜日インプラント手術の日。本日オぺ３人。

インプラントオペ１人目は、上顎６番欠損の患者さん。上顎洞までの距離が数ミリです。インプラント前提なので、サイナスリフトを行いました。６ヶ月後にインプラント埋入予定です。・・・・・・・・・牛骨使用。



インプラントオペ２人目は、上顎右３４５６７欠損、上顎左４５６７欠損の患者さん。上顎右３４番と上顎左４５番に１本づつインプラント埋入。加えて右側５６７、左側６７は骨高径が少ないのでサイナスリフトを行いました。３～４ヶ月後にインプラントを埋入した部位に仮歯が入ります。それから約２ヶ月後に今回サイナスリフトを行った部位にインプラント埋入の予定です。時間が掛かりますが、一歩一歩着実に噛めるようになっていきます。乞うご期待。・・・・・・・・・Straumann(ITI)インプラント・牛骨使用。



インプラントオペ３人目は、上顎右３４欠損上顎左３４欠損、下顎左右６番欠損の患者さん。上顎は骨隆起があり、骨量バッチリ、さらに付着歯肉もあったので、フラップレス手術を行いました。下顎は、骨量はあったのですが、パンチアウトすると付着歯肉がなくなるので、フラップレスオペは行いませんでした。下顎に骨量のみでフラップレス埋入手術を行っている歯科医がいますが、付着歯肉を無視して手術を行っていると想像されます。私は、何年も前からこの視点で患者さんを観察していますが、日本人の場合、上顎で骨量があり、付着歯肉がある患者さんは、数十％いるにはいます。その場合は、フラップレスインプラント埋入が可能です。しかし、下顎は骨量があっても付着歯肉が少ししか存在しません。付着歯肉が結構あると思ってパンチアウトしてしまうと付着歯肉がほとんどなくなってしまいます。そういう経験から、私は、日本人の下顎臼歯部に骨隆起があり、付着歯肉が十分にある場合を除いて、フラップレスインプラント埋入はあまり行いません。行っている先生は、今は「患者さんが楽だ。全く痛みもなく腫れなかった」と言っていますが、一年も経たない内にインプラント周囲の骨吸収が進行して痛い目を見るでしょう。それに患者さんは、「ブラッシングすると痛い」とも言ってきたりもします。一応私が、フラップレス埋入手術を200本以上、８年以上前から行ってきた雑感です。付着歯肉を十分観察し、その観点から、ほとんど90％が上顎でした。・・・・・・・・・Straumann(ITI)インプラント使用。



～～～～～～つくづく思います！私は運がいい人間だってネ！～～～～～～



桜咲く・・・



明日への一歩は、　「今日の手術も、基本に忠実だったか？を問い質してみてOK」



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