ある患者さん
夕刊フジに、インプラントのトップランナーと紹介されました。(クリック)
・今日はある患者さん、先週来院された初診患者さんのことを記載しようと思います。
・その患者さんは、近くの歯科医院でインプラントを入れて被せものまで終わってから当インプラントセンターに来院されました。
・レントゲンをみたら、これは、まずい。インプラントと天然歯がバッティング寸前です。初歩的なミスです。補綴物(被せ物)をセットして3ヶ月ということなので、患者さんに「行ってもらったそこの歯科医院で再治療をしてもらえばいい」旨をご説明しましたが、患者さんは、「もうそこには行きたくない」と言うことです。
・患者さんに「何故そこの歯科医院で治療したんですか」と聞いたところ、「奥歯の虫歯治療に行ってその歯が残らないというので抜くことになって、インプラントを勧められて...」
・あああ~~~何ということかやってもらった先生が悪かった...。
・その患者さんには、3~4種類の治療オプションをご説明しましたが、結局患者さんにとっては、前医でのインプラント治療に加えて相当な追加治療になってしまいます。患者さんは、落胆していましたが、一緒に治療を頑張りましょうということで終わりました。
・インプラント治療を行ってもらう歯科医院を一歩間違うとこういうことになってしまいます。患者さんの皆さんは、是非ともよ~く調べてから行われることをお勧めます。嫌な思い、余計な出費ななるのは患者さん御自身です。数本でしたら訴訟を起こしても十分な解決には至りません。喜ぶのは弁護士だけです。
・こういう風にならないようにインプラント手術は十分注意して歯科医を選択しましょう。切にお願いします。インプラント施術医が誰でも同じと思っている患者さんは、最後に困るのはあなた御自身です。