インプラントQ&A
最低16歳以上(骨の成長がほぼ終了)で、医学的、解剖学的に条件が満たされている限りどなたでもインプラント治療を受けることができます。年齢の上限はありません。
当サイトにも85歳の方の症例を掲載しております。
適しているかどうかの判断は、顎の骨の量に関係しますが、重い全身疾患などの問題がない限り、ほとんどの成人はインプラント治療が可能です。治療の前には、必ずインプラント埋入手術が可能かどうか、歯科医院が詳しく診査しますので心配はありません。
インプラント治療は保険の適用がありません。
治療費は、使用するインプラントの本数や種類、上に装着する人工歯の種類、症例の難易度によって異なります。
一般的に、顎の骨に入れたインプラントが周りの骨と結合するのに使ったインプラントと人にもよりますが、6週間~24週間位かかります。その後、上に歯を入れるための期間がかかる場合と、すぐに入れることができる場合があります。
ITIインプラントの場合はインプラント手術の後、数週間で上の歯まで入れることができます(※骨の状態など、様々な条件が良好な場合に限ります)。
口の中だけの局部麻酔をしてからインプラントを入れますので、ほとんど痛みは感じません。処置時間はだいたい30分~120分位です。ただし、麻酔がきれてからは傷口の痛みが全くないわけではありません。手術後1~2日痛みや腫れが出る場合がありますが、通常すぐに治まります。
埋入する本数にもよりますが、ほとんどの場合、入院の必要はありません。
手術後にインプラントが骨と結合するまでの時間を安静に過ごすことが大切となります。
当院ではほとんどの患者様のインプラント治療が可能です。
骨造成を的確に行う事で骨が薄い方でも大丈夫です。
インプラント治療を行うことにより、治療後のかむ機能が著しく改善されると思います。慣れるまでは多少違和感を感じることもありますが、その期間を過ぎれば、自然の歯に匹敵する機能が得られます。肉、りんご、たくあん、フランスパンなど自分自身の歯で食事をされていたときに食べることの出来たものは全て、以前のように食べることが可能です。
数%ですが結合しない場合があります。その場合も直ぐに抜去させて頂き、数ヵ月後に再オペを無料にてさせていただきます。
一旦定着し機能した後(7年~8年後)の生存率は99.9%です。
インプラントの寿命は、残っている歯の本数や歯にかかる負担の度合い、かみ合わせ、定期検診の回数など様々な要因によって異なります。
ご自身の歯が何本か残っていてインプラントを入れた場合は、天然歯(残っている歯)の寿命によってインプラントの寿命が大きく左右されます。
ご自身の歯が歯周病で動揺したり、抜けたまま放っておくと、インプラントに負担が集中するため、ついにはインプラントもぐらぐらしてくることがあります。もちろん、ご自身の歯が抜けてしまった部分にインプラントを追加するなどの適切な治療を行えば、先に入れたインプラントも機能を保つことが出来ます。ある程度長い期間ずっと使用していけるものですが、そのためには定期的なメンテナンスが必ず必要となります。
チタンのインプラントは生体(人体)になじみやすく腐食しないもので、拒絶反応を起こさないことが証明された材質です。体に悪い影響はありません。
手術後、当日から4日目位までは柔らかいものをおすすめします。
抜糸をしてから歯肉が治ってきたら、普通に日常の食事をして頂いて大丈夫です。
人工歯冠は色や形状がかぎりなく天然歯に近く作られているので、外観上の問題はまったくといっていいほどありません。1本~数本埋入する場合も、他の歯に合わせて人工歯冠を選べますので、天然歯との違和感は生じません。
自然の歯と同様に口の中を清潔に保つこと、そして定期的な検査が必要になります。定期検診の頻度、歯磨きやデンタルフロスなどの器具の選択、使用方法などは歯科医師または歯科衛生士の指示に従ってください。定期検診はきちんと手入れができているか、噛み合わせはどうかなどをチェックするものです。決して大掛かりなものではありませんが、インプラントを長持ちさせるためにたいへん重要なことです。
インプラントの上部構造物(白い歯)はセラミックで出来ていますが、非常に丈夫です。ただ、ご自身の歯でもかけてしまうような固い物を噛んでしまったときなどまれに破損することもあるようです。この場合には歯型を取り、作り直しになります。
顎の骨が再生したのちに再植することが可能です。