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2009.04.13

09.04.13.インプラントオペ

夕刊フジに、インプラントのトップランナーと紹介されました。(クリック)
低侵襲無痛インプラント手術を念頭にオペを行っています。
加えて、10年間補綴（被せ物）後インプラント生存率99.9％

・今日は、月曜インプラント補綴の日でしたが，急遽１週間前に本日即時荷重のオぺが１人入りました。

・インプラントオペ１人目は，上顎が２本残存のみの１２本欠損，下顎が左右５６７番欠損の７０歳代の女性患者さんです。今の入れ歯では全然噛めないということです。

・歯科用CTを撮影したら，上顎前歯右３～左３部位は鼻腔底にいくに従って骨幅が増していきますが，歯槽頂部から４～５ｍｍまでは骨幅が数ｍｍしかありません。加えて，臼歯部位４～６は，骨高径は８～１０ｍｍで，何とまあ難しい患者さんでしょう。ホント，前歯部はマッターホルンの山頂が尖ったような形をしています。

・加えて，上顎臼歯部位は骨質が悪く＝骨が柔らかく，前歯部位も柔らかいのに加え，骨幅が狭く，また，７０歳女性ですから当然閉経を迎えており，それも加わってか，骨は相当柔らかく脆弱でしたですね。これも即時（即日）荷重の難しさを助長させています。

・さて，手術は，上顎残存歯を２本抜歯後，上顎無歯顎欠損にインプラントを８本埋入しました。前歯部位を含め，インプラント埋入は，スプリットクレストを併用し，歯槽頂部骨を広げてからインプラント埋入を行いました。

・インプラント埋入後，あらゆるテクニックを駆使し，初期固定は２本を除き３５Ｎｃｍでした。，即時荷重のクライテリアをクリアーしていますので，即，咬合採得，印象採得を行い，即時荷重の準備を行いました。・・・非常に難しかった．．．の一言です。

・埋入～咬合採得～印象採得後にヒーリングキャップを５～１０Nで締めこみ，インプラント表面性状が相当量露出していますので，その部位に代用骨を填入して縫合して終了としました。その後下顎は左右５６に２本づつ埋入しました。

・本日夕方に予定通り即時荷重仮歯（連結ブリッジ仮歯）を装着しました。骨幅が数ｍｍと，超薄くて，かつ，臼歯部位も骨高さが８～１０ｍｍの非常に難しい患者さんでしたがオペは大成功でした。

・・・・・・・・・S（E）インプラント使用。

※骨が少なかったら是非当インプラントセンターでオペを行うことをお考え下さい。無痛インプラント手術を提供致します。
●●歯科医師の方へ・・・インプラントオペ見学のご案内●●

平成１９年７月３日から新しいオフィスに移転しました

・・・東京駅八重洲北口出口徒歩１分の所です。旧診療室から徒歩２～３分です。・・・
～～～つくづく思います私は運がいい人間だってネ～～～

桜咲く・・・

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