09.06.29.インプラントオペ
加えて、10年間補綴(被せ物)後インプラント生存率99.9%
・今日は、月曜インプラント補綴の日ですが,5日前に本日オぺが1人入りました。
・本日のオペは,上顎重度歯周病患者さんの抜歯即時即日荷重の患者さんです。この患者さんは,重度歯周病のため,骨吸収の度合いが非常に大きく,はっきり言って,非常に難しかった...。
・3DCT見れば,一目瞭然。前歯部位も臼歯部位も,骨が少ない,骨が少ない,骨が少ない。上顎頬側,唇側,口蓋側もは重度歯周病でほとんど骨吸収している。加えて,右側3番がいや~な形で横になっている完全埋伏歯。横向いて見るからに嫌らしい歯。インプラント埋入前にこの埋伏歯も抜歯しないといけない。内心,勘弁してよ。ただでさえ難しいインプラントオペなのに...。と思ってしまった...。重度歯周病歯の抜歯は簡単だったが,埋伏歯の抜歯は難しかった...。3DCTを睨めっこしての抜歯。これが終わっただけで溜め息が出た。
・上顎は右8~左7番まで10数本抜歯後,フラップを開いたら,予想通り,骨が少ない。漏斗上に陥凹している。掻ハして不良肉芽を除去した後,補綴を行う上で妥協できる範囲内で,かつ比較的骨がありそうな部位にインプラントを10本埋入した。骨が少ないので初期固定が緩くなる可能性が大だったので,かつ,そうなったので,予定通り通常よりインプラントを2本追加埋入させて頂いた。印象咬合採得後に唇側骨欠損部位に大量に代用骨骨移植を行いました。
・オペ終了後,直に,即日荷重の補綴の準備へ。印象・咬合採得を行ってラボで模型を作製し,メタルで連結したテンポラリーを作製します。これは当センターオリジナルで,システム化しています。このシステムを施行するには,まず第一に歯科医師の知識・技術が必要ですし,ラボの技術と連携が必要です。そして,当然そのための器械も必要です。まずこのシステムは,この段階では,パーフェクトに近いと言えるでしょう。
・分院をたくさん作っている歯科医院は残念ながら到底できませんね。そこに通っている患者さんも運がないですね。どこもできないと言われて納得している。そこに通っている方は歯科医院の選択ミスですよ。選択ミス。この患者さんは,ほとんどの歯科医師ができないでしょう。即時荷重ができると言っている歯科医師中でもできる歯科医師はホンの一握りでしょう。〇〇さん,あなたは運がいいんですよ。運が...。△〇X歯科に行っている方は運と縁がない方です。¥もなくなって,縁もなくなる。当に不運としか言い様がありません。
・患者さんには夕方まで3~4時間程待って頂き,夕方7時過ぎに患者さんの即時荷重メタル補強テンポラリーブリッジ(即時荷重当日仮歯ブリッジ)を咬合面からネジ止めしました。装着術後にデンタルレントゲンを撮影して補綴の適合と埋入位置を確認。・・・装着後この患者さんに言われました。「え綺麗...。(目が点...)」・・・・・・・・・Sインプラント使用
・当インプラントセンターの提供は,困っている患者さんに対し,安心・安全・快適・満足な治療をスピーディーに提供することです。あなたの快適な未来を約束致します。
※骨が少なかったら是非当インプラントセンターでオペを行うことをお考え下さい。無痛インプラント手術を提供致します。
平成19年7月3日から新しいオフィスに移転しました
桜咲く・・・