09.06.26.インプラントオペ
・今日は、金曜インプラント手術の日。オペ2人です。
・本日のインプラントオペ1人目は,下顎左右4番欠損の某大学の形成外科医のアラサー(around thirty)の女性患者さんです。この患者さんは,数週間前に来院されましたが,形成外科医なのに心配症の患者さんです。心配症なので,来院前には色々,調べに調べてきたようです。自分が外科やってて心配なのそれはさておき...。
・昔抜後び歯矯正を行ったのですが,訳あってその抜歯部位にインプラントを行うことになりました。昔の矯正が気に入らなかったようで,3~4年前に外科矯正を行った摩訶不思議な経緯がありました。
・臼歯部では,両隣在歯の歯根が近接していたので,テーパータイプインプラントを使用してインプラントを埋入しました。骨は多少固く,出血が少な目だったので,血液を吸引確保し骨切削ホールに血液を充満させた後にインプラントを埋入しました。初期固定は20~25Ncmで最適な固定でした。インプラント埋入と同時に頬側骨欠損部位に代用骨骨移植を行いました。
・下顎の小臼歯で若い女性なので,非審美エリアすが,審美性が気になりますので,埋入深度を確認しながら埋入しました。埋入後に口腔内写真とデンタルレントゲンと歯科用CTを撮影し埋入位置を確認・・・・・・・・・Sインプラント使用
・本日のインプラントオペ2人目は,右上4567左上456番欠損の患者さんです。左上5番は本日100%の骨吸収の重度ぺリオで抜歯しました。それ以外にも,この患者さん,今回埋入の欠損部位は,以前抜けるまで放っておいたせいか,大量の不良肉芽が残存していました。その部位は綺麗にキュレテージして不良肉芽を取り除いた後,骨吸収が大なのでインプラントは少し位置をずらして埋入しました。
・初期固定確保を前提でインプラントを埋入しましたが,頬側部の骨が矮小だったため,予想通りの骨不足が見られ,そこには代用骨を大量に補填しました。このオペを大学病院で行ったらと思うと,ゾ~とします。まず間違いなく大きな自家骨移植(腸骨移植)になるでしょう。ホント,腸骨移植は恐ろしいです。知らないで大学病院に通っている患者さんは可哀想でなりません。知らないということ(情報不足)は恐ろしいことです。埋入後に口腔内写真とレントゲン(デンタル)と歯科用CTを撮影し埋入位置を確認・・・・・・・・・Sインプラント使用
・診療終了後,衛生士の松島君が結婚の為退職するので,送迎会を開きました。人生色々あります(ありました)が,お幸せにね...。本当は戻ってきて欲しいんですよ。(従業員一同)
・当インプラントセンターの提供は,困っている患者さんに対し,安心・安全・快適・満足な治療をスピーディーに提供することです。あなたの快適な未来を約束致します。
※骨が少なかったら是非当インプラントセンターでオペを行うことをお考え下さい。無痛インプラント手術を提供致します。
平成19年7月3日から新しいオフィスに移転しました
・・・東京駅八重洲北口出口徒歩1分の所です。旧診療室から徒歩2~3分です。・・・
桜咲く・・・