09.06.23.大学病院での無歯顎の患者さんの治療
・今日は、火曜インプラント補綴の日。ある患者さんのこと。
・上顎,かつ/もしくは下顎無歯顎の患者さんの治療は,埋えこんだインプラントをアンカーにして,固定式タイプ,取り外し式タイプ,の2タイプがある。予算の都合がつかない患者さんは取り外しタイプを選択することになる。これは仕方ない。
・当センターに来院される患者さんほとんどは,固定式をお望みになって来院される。今までの取り外しタイプから一旦固定式タイプの被せ物になると,昔あった自分の歯と同じような感覚が取り戻すことができ,快適な生活を送ることができる。これこそ地獄から天国にいった気分を味わえる。
・但し,ソコソコ治療費が掛かる。片顎の治療費は260万~450万+税である。即日荷重(当日仮歯)を施せばプラス50万円掛かる。上限は500万円である。高いイメージがあろうが,同じ治療を大学病院で行うとすると,腸骨移植と入院10日間と松葉杖3~4週間で700~750万円掛かるようだ。
・某大学病院のインプラント科に上顎インプラント希望で行った患者さんが,そこで,自家骨,腸骨移植の話を説明されたが,おっかなくなって当センターでの治療を希望して来院された。加えて,治療費は,上記の通り,750万円だったそうだ。治療費もそうだが,未だに腸骨移植を行っているなんて信じられない。外科的侵襲が膨大だし,経過も悪いし...。
・大学病院でのインプラント治療は自家骨しか用いることができないという(もしくはそれに近い)制度上だから仕方ない。だから,私は,大学病院でインプラントの治療を受ける患者さんは,大学が一番と思っているだろうし,そしてこういうことを知らないだけに,可哀想に思う。
・当インプラントセンターの提供は,困っている患者さんに対し,安心・安全・快適・満足な治療をスピーディーに提供することです。あなたの快適な未来を約束致します。
※骨が少なかったら是非当インプラントセンターでオペを行うことをお考え下さい。無痛インプラント手術を提供致します。
平成19年7月3日から新しいオフィスに移転しました
・・・東京駅八重洲北口出口徒歩1分の所です。旧診療室から徒歩2~3分です。・・・
桜咲く・・・